関数って何?プログラミングに必要なの?

プログラミングでは、絵を表示したり、音を再生したりさまざまな機能を使います。

プログラミングの言語によって違いはありますが、これらの機能は関数として提供されることがあります。

関数とは、それに必要なデータを与えて呼び出すことで、あらかじめ命令しておいたひとまとまりの処理を実行してくれるものです。

ひとまとまりの処理というのは、日常生活で例えると授業での挨拶のようなものです。

日直の人が「起立、礼、着席」と3つの動作を号令してみんながそれをします。

これを素直にプログラムすると、起立、礼、着席の3つの関数を呼び出すことになります。

しかし、各時間ごとに毎回同じ3つの関数を呼び出すのは無駄な感じがします。

また、もしかしたら入力ミスで3時間目だけ礼、起立、着席と間違った順番で動作するバグができてしまうかもしれません。

このとき、独自に「授業での挨拶」という関数を新たに作り、その中に起立、礼、着席の3つの関数を順番に呼び出す処理をさせるようにすると、1回で決められたひとまとまりの動作が実行できます。

間違いが少なく見やすいプログラムになるでしょう。